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Auto Exe・オートエクゼ ロードスター(NB)
ストリート・サスペンションキット KIJIMA-SPEC

■ Auto Exe・オートエクゼ ロードスター(NB) ストリート・サスペンションキット KIJIMA-SPEC


乗り味への限りない挑戦、「ストリートスポーツサス・キット」。

より速く、より美しく走る。私たちのテーマ”A New Driving Sensation”をさらに深化させて、最新のフットワーク「ストリートスポーツサス・キット」が誕生した。その開発者はマツダ(株)在職中にRX-7、ロードスターなどエポックメイキングなスポーツカーを作り続けた貴島孝雄氏。FRスポーツカー向けにKIJIMA-SPECとしてリリースされたこのモデルの意図は「貴島氏自身が乗りたい車」の実現。具体的には、量産仕様のバランスを保持しつつスポーツハンドリングへの思いのほどを注いだ高品位な”乗り味”の追求である。氏が長年主張し続けてきた「動的感性工学」に基づき、クルマとの一体感を堪能できる大人のチューニングに向けて、サス性能の重要なカギとなる「車高ダウン量」「バネ定数」「ダンパー減衰力」の設定は、以下のように吟味された。

【車高ダウン量の設定】
車高が低いほどクルマの重心も低くなるので運動性能は高くなるが、サスペンションが全ストロークしないようバネ定数を高くする必要が生まれ、突き上げ感の増加=乗り心地の悪化を招いてしまう。量産車比-15mm程度が走りと利便性の両面から最良と考え、±10mmの車高調整機構を装備した。

【バネ定数の設定】
ドライバーの期待値と同調する運動性能を獲得する。しかし、市街地での乗り心地を犠牲にしない。ゆえに、バネ定数とダンパー減衰力の組合せで解決を図った。バネ定数のアップは量産比110~130%程度が基本。実車での走行テストを繰り返してスペックを決定した。

【ダンパー減衰力の設定】
ダンパーの減衰力(C)は臨界減衰力(Cc)との比である減衰比(C/Cc)を算出すれば、振動特性(クルマの動き)を予測することができる減衰比初期ロール制御に大きく影響する微低速域を高め、以降の領域をなだらかに下げることで、乗り心地の悪化を抑えている。
(クリックすると拡大画像が立ち上がります。)
一般の乗用車では30~40%程度に設定されているが、積極的に運転を楽しむドライバーに向けて、この減衰比50%程度に設定。 また、ピストンスピード0~0.1m/secまでの微低速域での減衰力の立ち上がりを最重視。バネ定数アップだけでは補えなかった、ロール、スクォート、ノーズダイブの発生スピードを遅らせ、クルマの初期応答性を高めた。 ただし、減衰力のアップ分を伸側と圧側にそのまま割り振ってしまうと、乗り心地感が悪化してしまうため、圧側の減衰力は量産車よりも下げ、減衰力の総和が変わらないように伸側の減衰力に積み足すことで、ハンドリングとのバランスを保った。

バネ定数 F:32.3 R:23.5 (N/mm)
車高調整範囲(mm) -5 ~ -25  推奨車高 F:-15 R:-15

製品特徴

高精度ツインチューブダンパー
精度を高めたツインチューブダンパーは、フリクションが少なくダンパーが動き始める微低速域から滑らかに作動。減衰力の製造誤差を極小にとどめるべく、製品は全数をダンパーテスターで検査後に出荷される。

専用台形スプリング


直巻きタイプに比べ横剛性が高く変形しづらいため、リニアにバネ定数が立ち上がる専用台形スプリングを採用。

全長式車高調整機構

シェルケースの長さを変更することで車高を調整する全長式車高調整機構は、ダンパーストローク量を変化させずに、また、バネ反力の影響を受けずに車高セットが可能。
量産アッパーマウントを活用
NVH(Noise=騒音, Vibration=振動, Harshness=乗り心地)などの面で有利な量産ラバー製アッパーマウントをそのまま活用。同乗者にとっての快適性にも配慮している。※製品にアッパーマウントは付属されません。


【Street Sports SUS.Kit KIJIMA-SPEC】

この車高調整式サスペンションキットは、舵を入れた時に、ロール剛性が確保されており、ジワーっとロールして行き、弱アンダーステアを保ちながらしっかりと、安定したコーナリングが可能なものです。

貴島孝雄(きじま たかお) マツダ(株)でサスペンションの権威としてスポーツカーの開発に携わり、ロードスターやRX-7の開発主査を歴任、現在は山口東京理科大学にて次代技術者の育成に当たる。2011年よりスーパーバイザーとしてAutoExeに参画している。

貴島ゼミナール開講中  ステアリングとヨーの発生がリニアに感じ取れ、しっかり感があり、あくまでも乗り心地は確保されており、不快な突き上げ感のないセッティングを心掛けました。

スペック上はドラスティックな変更はありませんが、本来クルマが持っている封印されたスポーツ度を解放し、ストリートにおいてはベストなチューニングであると確信しています。

私自身が走って、煮詰めた乗り味を皆様に体感して頂きたいと願っています。(貴島氏からのメッセージ)

貴島孝雄(きじま たかお)

マツダ(株)でサスペンションの権威としてスポーツカーの開発に携わり、ロードスターやRX-7の開発主査を歴任、現在は山口東京理科大学にて次代技術者の育成に当たる。2011年よりスーパーバイザーとしてAutoExeに参画している。


品名 ストリート・スポーツ・サスペンションキット KIJIMA-SPEC
品番 MNB7850
希望小売価格 ¥173,800(税込)
当店販売価格 ¥166,870(税込)



 

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